スマホの通信費を少しでも抑えたいと考えている方にとって、家族割は魅力的な選択肢のひとつです。
なかでも楽天モバイルが提供する「最強家族プログラム」は、柔軟な条件で利用できると注目を集めています。
しかし、家族割と聞くと「本当にお得なのか」「デメリットはないのか」と不安を感じる方も少なくないでしょう。
今回の記事では、楽天モバイルの家族割にデメリットは存在するのか、そして実際にどんなメリットがあるのかを、わかりやすく丁寧に解説していきます。
楽天モバイルの家族割とは?サービスの概要
楽天モバイルが提供する家族割「最強家族プログラム」は、家族でまとめて利用することでスマホ料金を節約できる仕組みです。
家族割(最強家族プログラム)の基本情報
楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」は、家族やパートナーなどと一緒にグループを作成し、各回線の月額料金を110円割り引くサービスです。
対象となるのは楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」または最強プランのデータタイプを契約しているユーザーが対象となっているサービスです。
このサービスを受ける為には、グループを作る必要がありますが、代表者は18歳未満でも問題ありません。
但し、グループに登録できるのは最大20回線までという制限があるため、家族の人数が非常に多い場合には注意が必要ですが、20回線もあれば通常は問題ないでしょう。
このように、楽天モバイルの家族割は比較的新しいサービスでありながら、幅広い利用者にとって利便性の高い内容となっています。
それでは、次にこのプログラムの具体的なデメリットについて紹介していきます。
楽天モバイル家族割のデメリットはどこ?
割引額が他社に比べて小さい
楽天モバイルの家族割は、前述の通り1回線あたり毎月110円の割引が受けられる仕組みになっています。
結論から言うと、この割引額は他社と比較するとかなり控えめです。
その理由は、ドコモやau、ソフトバンクでは条件を満たすことで1回線あたり1,100円以上の割引が適用されるケースが多いためです。
例えば家族3人で利用する場合、他社であれば月間3,000円近い節約になることもありますが、楽天モバイルでは330円にとどまるという違いがあります。
このため、割引額の大きさを重視する人にとっては物足りなさを感じるでしょう。
代表者の変更ができない
楽天モバイルの家族割では、グループを作成した代表者が一度決まると、その後に代表者を変更する手続きはできません。
これを結論として捉えると、代表者の契約状況にグループ全体が強く依存してしまうということになります。
なぜなら、もし代表者が楽天モバイルを解約した場合、グループは自動的に解散となり家族全員が家族割の適用外になってしまうからです。
たとえば、代表者が転職などで別の通信キャリアに乗り換えた際には、残された家族も新たにグループを作り直す必要が生じるため、大きな手間となります。
この仕様は、長期間安定して楽天モバイルを利用できる代表者を選んでおくことが重要だと言えるでしょう。
家族間の無料通話がない
楽天モバイルでは、標準の電話アプリを使った場合、家族間通話も有料となるため注意が必要です。
ドコモなどが提供する家族間無料通話のような特典は、楽天モバイルの標準サービスには含まれていません。
楽天モバイルでは基本的に「楽天リンク」という専用アプリを使うことで無料通話を実現しているからです。
例えば、通常の電話アプリでかけると30秒ごとに通話料が発生しますが、楽天リンク経由なら日本国内通話は無料になります。
ただし、楽天リンクは通信環境によっては音質が不安定になることがあり、通話の安定性を最重視する方にはやや不向きな側面もあります。
家族間で頻繁に通話する予定がある場合は、必ず楽天リンクをインストールしておきましょう。
プログラムの条件変更が頻繁にある
楽天モバイルの家族割プログラムは、開始から間もないにもかかわらず、すでに複数回条件変更が行われています。
よって、常に最新情報を確認し続ける必要がある点はデメリットと言えます。
割引対象範囲や利用可能条件が改定されることで、思わぬ影響を受ける可能性があるからです。
例えば、以前は対象外だったプランが対象になったり、逆に対象範囲が絞られることもあり得ます。
このように、公式サイトやアプリから最新の利用規約を確認する習慣を持っていないと、割引適用に漏れてしまうリスクが高まります。
特に長期的に利用する予定がある場合は、変更点を把握して早めに対応できるようにしておきましょう。
楽天モバイルの家族割は基本メリットが多い!
デメリットはそこまで深刻なことは少なく、基本メリットばかりですので、どのようなメリットがあるかご紹介します。
月途中の参加や退会でも満額適用
楽天モバイルの家族割は、月の途中でグループに参加した場合でも、割引が日割り計算にならず満額適用されます。
その月の割引額110円がしっかり適用される仕組みで、楽天モバイルがユーザーの利便性を考慮し、月額割引の適用ルールをシンプルにしているためです。
例えば、月末に家族グループへ参加した場合でも、その月の請求からしっかり110円分が割引されるため、手続き時期による損失を心配する必要はありません。
この仕組みのおかげで、グループへの参加を急がずとも安心して申し込める環境が整っています。
初めて家族割を利用する方でも、焦らず自分たちのペースで手続きを進められる点は非常に大きなメリットといえるでしょう。
書類提出不要で簡単に適用
楽天モバイルの家族割は、手続きの簡単さが大きな特徴です。
家族関係を証明する書類の提出が一切不要なため、非常にスムーズに家族割を適用できます。
理由としては、楽天モバイルがオンライン手続きを中心にしているため、ユーザーの利便性を最優先に考えているからです。
例えば、親子関係や兄弟姉妹であっても、住民票や戸籍謄本などを用意する必要がないため、手続きにかかる時間も短縮されます。
招待リンクを送るだけでグループ参加が完了する仕組みなので、スマホ操作に慣れていれば数分で手続きが終わるでしょう。
これにより、忙しい家庭でも手間なく家族割の恩恵を受けることができます。
同一名義の複数回線でもOK
楽天モバイルでは、同じ名義で複数回線を持っている場合でも、家族割が適用されるようになっています。
本人が2回線(1人2台持ち)契約していても、それぞれの回線に家族割を適用できるという柔軟な仕組みです。
この背景には、近年スマートフォンとタブレット、もしくは仕事用とプライベート用など、複数端末を持つスタイルが一般化してきた事情があります。
例えば、スマホとサブ端末を同じ名義で契約している場合でも、両方に対して家族割が適用されるため、トータルでの通信費削減が可能になります。
条件としては、グループに登録できる回線数が最大10回線までという上限があるため、契約数が多い場合は事前に確認しておくと安心です。
家族の定義が広く別居の方でも問題なし
一般的な家族割サービスとは異なり、非常に広い範囲の「家族」を対象としています。
同居しているか別居しているかに関係なく、家族割を適用できる仕組みとなっています。
楽天モバイルは現代の多様な家族形態を尊重しており、大学進学で実家を離れた子どもや、別々に暮らす兄弟姉妹でも、問題なく家族割グループに登録できます。
この柔軟な対応により、従来の「同居が必須」とする携帯会社に比べ、より多くの人が家族割のメリットを享受できるようになっています。
特に、離れて暮らす家族同士でも通信費を抑えたいと考える方には非常に適した制度だといえるでしょう。
支払い方法は家族それぞれ別々でもOK
支払い方法に関しても大きな自由度が与えられています。
結論を述べると、家族グループに入っていても、支払いはそれぞれの契約者が個別に行うことが可能です。
この背景には、契約者ごとの自由なプラン利用を尊重する楽天モバイルの方針があります。
例えば、親と子どもがそれぞれ自分名義のクレジットカードで支払っていたとしても、家族割の割引は問題なく適用されます。
このため、親が一括で支払う必要がなく、金銭管理を別々にしたい家庭にも非常に使いやすい仕組みです。
支払いを統一しなくても割引を受けられる点は、実際の利用シーンにおいて非常に便利に感じるでしょう。
紹介キャンペーンとの併用が可能
家族割は、他のキャンペーンと併用できる点でも魅力的です。
例えば、既存ユーザーが家族を紹介する形で新規契約を行った場合、紹介者にも紹介された側にも楽天ポイントが付与される仕組みです。
このポイント還元は非常に大きく、初期費用や通信費の補填に役立つため、家計への負担軽減にもつながります。
家族割の110円割引と、紹介キャンペーンによるポイント還元を組み合わせれば、さらにお得に楽天モバイルを利用できるでしょう。
割引が永年続く
家族割で適用される割引は、特別な条件がない限りずっと続く仕組みになっています。
2025/04月現在、家族割の割引には終了期限が設定されていません。
この理由は、楽天モバイルがサービス開始当初から「永年割引」というコンセプトを掲げているためです。
例えば、ドコモやauの一部割引では数年間限定で終了するケースがありますが、楽天モバイルの場合は家族グループに所属し続けている限り、110円の割引をずっと受けることができます。
このような永続的な割引は、将来の料金変動リスクを減らす上でも安心材料となるでしょう。
家族で長期間にわたって同じキャリアを利用したい方にとって、非常に心強い特徴だといえます。
楽天モバイル家族割の利用方法ガイド
楽天モバイルの家族割を最大限活用するには、正しい手順を踏むことが大切です。
ここではグループ作成から割引適用後の確認方法まで詳しく解説していきます。
グループ作成から家族招待までのステップ
楽天モバイルの家族割を利用するには、まずグループの作成が必要です。
代表者(誰でも良い)がmy楽天モバイルアプリまたはWeb版にログインし、グループ作成ボタンを押すだけで手続きが始まります。
代表者が自分の回線を選び、作成ボタンをタップするとすぐに招待リンクが発行され、このリンクをLINEやメールで家族に送信し、各自がアクセスして参加手続きを行えば登録は完了です。
グループの作成から招待、参加まで一貫してスマホ操作だけで済むため、店舗に出向く必要もなく非常に手軽に始めることができます。
割引適用後の確認方法と注意すべきポイント
家族割が適用されたかを確認する作業も非常に重要です。
my楽天モバイルアプリまたはWeb版にログインして、グループのステータスを確認することで、割引が適用されているかを簡単にチェックできます。
確認作業が大切な意味としては、グループ参加が完了していないと割引が適用されない仕組みになっているためです。
例えば、アプリのホーム画面下部に「最強家族プログラム」の項目があり、そこからグループの詳細を閲覧できます。
このとき、割引対象の回線が正しく登録されているかを確認しておきましょう。
基本料金が安いのでお得なのは間違いない
楽天モバイルの家族割は、割引額の大きさよりも、もともとの基本料金が安い点に大きな価値があります。
月額料金が格安な上に家族割まで適用できるため、他社と比較しても圧倒的にコストパフォーマンスが高いサービスだといえます。
この背景には、楽天モバイルが従来のキャリアよりも低価格でのサービス提供に力を入れているという事情があります。
例えば、データ無制限プランでも月額3,000円台で利用できる上、家族割適用後はさらに料金が下がる仕組みです。
割引額自体は小さくても、もともと支払う金額が少ないため、利用者にとっては十分なメリットがあります。
こう考えると、特に大きなデメリットを感じることなく、安心して家族全体の通信費を節約できる選択肢となるでしょう。
楽天モバイルの家族割にデメリットはある?まとめ
楽天モバイルの家族割「最強家族プログラム」は、割引額こそ月110円と小さいものの、もともとの基本料金が安いため、総合的に見ると非常にコストパフォーマンスに優れたサービスです。
家族の定義が広く、同居・別居を問わず適用できる柔軟さも大きな魅力です。
さらに、書類提出不要で簡単に手続きが完了し、同一名義の複数回線にも対応しているため、少人数でも無駄なく利用できます。
デメリットとしては、代表者が解約するとグループ全体が割引対象外となる点や、他社に比べ割引額が控えめな点が挙げられます。
しかし、基本料金が低水準なため、結果的に支払総額は他社より安くなることが多いでしょう。
楽天モバイルの家族割は、柔軟な運用を重視する家庭に特におすすめできる選択肢といえます。