スマホの利用が日常化する中で、通話料金の負担を抑えつつ快適に通話を楽しみたいと考える方は多いでしょう。
そしてauでは、頻繁に電話をかける方に向けた「かけ放題プラン」が用意されており、通話の利用スタイルに応じた選び方が重要です。
本記事では、auのかけ放題プランの料金がいくらなのか、そして「5分通話プラン」と「完全かけ放題プラン」の違いについて詳しく解説します。
auのかけ放題プランとは？基本情報を解説
完全かけ放題プランの料金と利用条件
完全かけ放題プランは、国内通話を時間無制限で利用できるオプションとなっています。
「通話定額2」というプランが用意されており、月額料金は1,980円（税込）で、通話時間を気にすることなく安心して電話ができます。
このプランは、auの主要なスマートフォン向けプランで幅広く利用可能です。
ただし、すべての通話が無料になるわけではありません。
ナビダイヤル（0570）や国際通話、海外での発着信などはかけ放題の対象外です。
これらの通話には、30秒ごとに22円の通話料がかかるため注意が必要です。
また、極端に長時間の通話や異常な通話回数（月間744時間超など）は、制限がかかる場合があります。
このため、ビジネス用途で長時間の通話を頻繁に行う方は注意しましょう。
このプランは、留守番電話や割り込み通話などが含まれた「電話きほんパック」のオプションが無料で利用できる点も大きなメリットです。
かけ放題と合わせて、通話環境をより快適に整えられるため、利便性を重視する方には嬉しい特典と言えるでしょう。
5分通話プランの料金と利用条件
5分通話プランは、1回の通話が5分以内であれば国内通話が何度でも無料となるオプションです。
「通話定額ライト」という通話オプションになりますが、月額料金は880円（税込）で、短時間の通話を頻繁に利用する方におすすめです。
幅広い料金プランに対応しているため、多くの利用者が加入しやすい内容になっています。
しかし、完全かけ放題とは異なり、5分を超えた場合は30秒ごとに22円の通話料が発生するため、長時間通話が多い方は注意が必要です。
ちなみに、通話定額ライトに加入しても「電話きほんパック」オプションが無料になる特典もついています。
留守番電話や割り込み通話の機能が無料で利用できるため、ビジネスシーンや家族とのやりとりで便利に活用できるでしょう。
ただし、ナビダイヤル（0570）や国際通話、海外での通話は無料の対象外です。事前に利用シーンを確認したうえで選ぶと良いでしょう。
対象の受付中料金プラン
使い放題MAX＋ 5G ALL STARパック
使い放題MAX＋ 5G DAZNパック
使い放題MAX＋ 5G ドラマ・バラエティパック
使い放題MAX＋ 5G Netflixパック（P）
使い放題MAX＋ 5G Netflixパック
使い放題MAX＋ 5G with Amazonプライム
使い放題MAX＋ 5G
auマネ活プラン＋ 5G ALL STARパック
auマネ活プラン＋ 5G DAZNパック
auマネ活プラン＋ 5G ドラマ・バラエティパック
auマネ活プラン＋ 5G Netflixパック（P）
auマネ活プラン＋ 5G Netflixパック
auマネ活プラン＋ 5G with Amazonプライム
auマネ活プラン＋ 5G
スマホミニプラン＋ 5G
スマホスタートプランベーシック 5G
スマホスタートプランライト 5G
使い放題MAX＋ 4G DAZNパック
使い放題MAX＋ 4G ドラマ・バラエティパック
使い放題MAX＋ 4G Netflixパック（P）
使い放題MAX＋ 4G Netflixパック
使い放題MAX＋ 4G
auマネ活プラン＋ 4G DAZNパック
auマネ活プラン＋ 4G ドラマ・バラエティパック
auマネ活プラン＋ 4G Netflixパック（P）
auマネ活プラン＋ 4G Netflixパック
auマネ活プラン＋ 4G
スマホミニプラン＋ 4G
スマホスタートプランベーシック 4G
スマホスタートプランライト 4G
ケータイプラン
5分通話と完全かけ放題はどちらがおすすめ？
5分通話プランと完全かけ放題プランは、それぞれの利用スタイルによって適した選び方があります。
短時間の通話が多く、1回あたりの通話が5分以内に収まる方には「5分通話プラン」がおすすめです。
特に、友人や家族とこまめに連絡を取る方、ビジネスで短い確認の電話が頻繁にある方には最適です。
また、5分以内だと何度でもかけ放題ですので、5分経つ前に一度切り、再び電話をするという使い方もできます。
但し、面倒ですので1回の通話が5分を超える機会が多い方や、ビジネスで長時間の打ち合わせが発生する方には「完全かけ放題プラン」が向いています。
長時間通話が日常的な方にとっては、完全かけ放題の方が結果的にコストを抑えられる場合が多いでしょう。
選び方に迷った場合は、現在の通話スタイルを振り返り、1回あたりの平均通話時間を確認するのがおすすめです。
通話の頻度と時間を意識して選べば、無駄な料金を抑えながら快適に利用できます。
auの法人向けかけ放題プランの内容
法人契約でも、auのかけ放題プランは利用可能です。個人向けプランとの違いや、社内専用の通話オプションについて詳しく解説します。
法人契約で選べるかけ放題プランとは？
法人契約の場合でも、個人向けと同様に「5分通話プラン」や「完全かけ放題プラン」を利用できます。
具体的には、月額880円（税込）の「5分通話プラン」と、月額1,980円（税込）の「完全かけ放題プラン」が選択可能です。
どちらのプランも、ビジネスシーンでの利便性を意識した設計になっており、国内通話のかけ放題が利用できます。
法人契約でこのプランを利用する際は、個人向けのスマホプランに「通話定額オプション」を追加する形となります。
そのため、「トクトクプラン」や「ミニミニプラン」など、法人向けのプランに合わせて利用できます。
ビジネスの規模や通話の頻度に応じて、最適なプランを選ぶと無駄のない利用ができるでしょう。
社内通話向けの「ビジネス通話定額」とは？
社内通話が多い法人には「ビジネス通話定額」という専用のオプションもあります。
このオプションでは、同じ法人名義のau携帯間の通話が24時間無料となるため、社内のやり取りがスムーズになります。
月額料金は1回線あたり330円（税込）で、2回線以上から1,000回線以下の法人契約で利用できます。
さらに、KDDIの固定電話との通話も無料化する「ビジネス通話定額（KDDI電話発信）」というオプションもあり、月額990円（税込）で利用可能です。
このサービスは、社内通話のコストを大幅に削減できるため、頻繁に連絡を取り合う企業には特に有効です。
ただし、外部の取引先や他社の電話との通話は対象外となるため、用途を明確にして導入するのが良いでしょう。
法人契約向けの期間限定割引キャンペーンの詳細
法人契約者向けでも、通話オプションの月額料金が割引になるキャンペーンが実施されることがあります。
例えば、通話オプションを新たに追加した場合、月額料金が最大12か月間、毎月187円割引されるキャンペーンなどが実施している時期がありました。
具体的には、「トクトクプラン」や「ミニミニプラン」などの料金プランに加入している場合が対象となります。
なお、キャンペーンは期間限定で行われるため、なかなか開催されないこともあるので、公式サイトなどで確認が重要です。
最新情報を確認し、タイミングよく申し込むことで、通話料金の負担を軽減できるでしょう。
auのかけ放題について良くある質問
auのかけ放題プランに関しては、利用者からよく寄せられる疑問がいくつかあります。ここでは、その中でも特に多い質問について解説します。
60歳以上向けの割引プランがある？
auでは、シニア向けに通話オプションに割引プランがあります。
60歳以上が対象の「通話定額割60」というプランですが、これは60歳以上の方を対象にした割引キャンペーンです。
このキャンペーンでは、国内通話が24時間かけ放題の「通話定額2」（通常1,980円/月）が、月額880円（税込）で利用できます。
割引の条件は、利用者の年齢が60歳以上であることに加えて、対象の料金プランを契約していることです。
このキャンペーンの大きな魅力は、割引が永年続くという点です。
一度条件を満たして申し込めば、年齢や利用状況が変わっても月額880円のまま維持できます。
通話頻度が高いシニアの方にとっては、通信費の大幅な節約が期待できるため、早めに申し込むと良いでしょう。
他にも、uqモバイルにてシニア向けのサービスがあります。
過去の通話定額（ライト）オプションはないの？
「通話定額」および「通話定額ライト」は、現在新規申し込みの受付が終了しています。
これらは、以前提供されていたかけ放題プランで、国内通話が24時間無料になる「通話定額」と、5分以内の通話が何度でも無料になる「通話定額ライト」がありました。
しかし、2020年6月2日以降は新規受付が停止され、これから新たにかけ放題プランを利用する場合は「通話定額2」または「通話定額ライト2」への申し込みが必要です。
なお、以前から「通話定額」や「通話定額ライト」を利用している方は、引き続き利用できますが、今後のプラン変更や割引の影響がある可能性もあります。
最新情報を確認し、必要に応じて「通話定額2」などの現行プランへの移行を検討すると良いでしょう。
通話オプションのキャンペーンはいつ実施？
auの通話オプションに関するキャンペーンは、期間限定で不定期に実施されることが多いです。
特に、新料金プランの開始時期や年末年始、年度末などに行われる傾向があります。
過去には、KDDIのオンライン専用ブランド「povo2.0」で、5分通話かけ放題や完全かけ放題のトッピングに対して、初月相当額がau PAY残高で還元されるキャンペーンが実施されたこともあります。
通話オプションに関するキャンペーンは、個人向け・法人向けの双方で展開されることがあるため、auの公式サイトを定期的にチェックするのが良いでしょう。
タイミングを見逃さずに申し込めば、よりお得にかけ放題プランを活用できます。
ガラケーもかけ放題の対象になる？
auのかけ放題プランは、スマートフォンだけでなく、一部のガラケー（フィーチャーフォン）でも利用できます。
具体的には、「通話定額2」や「通話定額ライト2」は、4G対応の「ケータイプラン」に対応しており、これによりガラケーユーザーもかけ放題の恩恵を受けられます。
ガラケー利用者の中には、シンプルな操作性を重視し、連絡手段として音声通話をメインに活用する方が多く見られます。
そのため、かけ放題プランは特に便利なサービスといえるでしょう。
しかし、3G回線のガラケーは現在利用できません。
auは2022年3月31日をもって3Gサービス（CDMA 1X WIN）を終了しています。
そのため、3G回線に対応する従来のガラケーは使用できなくなりました。
3G回線専用の端末では、通話やデータ通信が利用できなくなっているため、引き続き携帯電話を利用するためには4G対応のガラケーやスマートフォンへの機種変更が必要です。
なお、4G対応のガラケーは「ケータイプラン」に対応しており、音声通話やSMSの利用が可能です。
さらに、「通話定額2」や「通話定額ライト2」といったかけ放題プランも利用できます。
シンプルな操作で通話を中心に利用したい方は、4G対応のガラケーが引き続き選択肢としておすすめです。
機種変更や料金プランの詳細については、auショップや公式サイトでの確認が安心です。
auのかけ放題プラン料金はいくら？まとめ
auのかけ放題プランは、通話頻度や通話時間に応じて「5分通話プラン」と「完全かけ放題プラン」の2種類が提供されています。
5分通話プランは、1回5分以内の国内通話が無料となるため、短時間の通話が多い方に向いています。
一方、完全かけ放題プランは、国内通話が時間無制限でかけ放題のため、長時間の通話が頻繁にある方におすすめです。
法人契約でも、これらのプランは利用可能で、社内通話向けの「ビジネス通話定額」など、企業に特化したオプションも用意されています。
加えて、60歳以上の方には「通話定額割60」が適用されることで、完全かけ放題が月額880円で利用できるお得なキャンペーンも実施されています。
なお、従来の「通話定額」および「通話定額ライト」はすでに新規受付が終了しており、現在は「通話定額2」や「通話定額ライト2」が提供されています。
自身の利用スタイルに合わせたプラン選びで、通話料金の無駄を減らしつつ、快適な通信環境を整えると良いでしょう。
