ドコモとauが提供する「通話かけ放題」オプションは、国内通話料金を気にせず電話できる人気サービスです。
しかし、どの通話が無料対象で、どの通話が有料になるのか、プランごとの違いや適用条件を正しく理解することが大切です。
本記事では、ドコモとauでかけ放題オプション利用時の対象範囲と対象外番号についてご紹介します。
ドコモやauのかけ放題で無料になる通話先は?
ドコモもauも基本的に「国内通話」がかけ放題の対象です。
携帯電話やスマートフォンから発信する、日本国内宛ての通常の電話番号への通話であれば、時間帯や通話先の通信会社を問わず無料になります。
具体的には、携帯電話宛(ドコモ・他社問わず)や固定電話宛への通話がすべて定額通話の範囲に含まれます。
そして、意外と勘違いされやすいのですが、IP電話(050番号など光回線を使った電話)への発信も対象です。
基本的に「相手の番号が通常の電話番号である限り」国内通話ならかけ放題の範囲内と考えて良いでしょう。
無料通話対象範囲
- 国内の通常の携帯電話
- 国内の固定電話への通話
- IP電話(050番号など)
- 天気予報(177)
- 時報(117)
- 災害伝言ダイヤル(171)などの一部情報提供サービス
- ※番号案内(104)は通話料のみ
上記のように天気予報や時報への電話など一部の情報提供ダイヤルも無料対象に含まれています。
企業や法人向けサービスへの通話についても、電話番号が03や090などで始まるものであれば、個人宛か会社宛かに関係なく無料対象です。
例えば企業の代表電話(固定電話番号)や担当者の携帯番号に発信する場合も、通常の通話と同じ扱いでかけ放題の範囲内になります。
法人契約の携帯電話であっても、同様の通話定額オプションに加入すれば、内容は個人契約と変わらず社外への通話も定額化できます
(社内向けには別途「ビジネス通話割引」等でグループ内通話無料も提供されています)
104の通話料のみとは?
104(番号案内サービス)とは、電話番号を調べてもらうための「番号案内サービス」です。
通話時に「104」をダイヤルし、オペレーターに「○○会社の電話番号を知りたい」と伝えると、その番号を調べて教えてもらえるサービスです。
104を利用すると、かけ放題プランに加入している場合、通話料は無料になります。
つまり「104」に電話をかけてオペレーターにつながるまでの時間はかけ放題の対象となり、通話料は0円です。
しかし、オペレーターが番号を調べるための「情報提供料」が別途発生します。
この案内サービス料はかけ放題の対象外で、1件あたり220円~330円(税込)程度が発生します(事業者によって異なる)。
よって、104にかけるだけなら通話料は無料ですが、オペレーターが対応する=情報提供料は発生する仕組みです。
また、104のサービスは2026年3月末で終了となります。
かけ放題プラン特有のルールや制限事項
かけ放題とはいえ、無制限に何でも無料というわけではありません。
各社とも公正な利用のためのルールが定められています。
例えば、ドコモやauでは「機械的な連続発信など不自然な利用」が禁止されており、そのような場合はかけ放題の対象外となったり、利用停止になる可能性があります。
具体的には、自動電話発信装置やソフトウェアを使って長時間または大量の通話を発生させる行為が対象外となります。
さらに、極端に長時間の通話(何時間も切らずに継続する)も、通信ネットワーク保護の観点から途中で切断されたり、課金対象となる場合があります。
auでは「月間744時間(31日間連続)を超える通話は有料になる可能性がある」というルールも存在します。
常識的な範囲で通話を利用する限り問題ありませんが、「かけ放題=完全無制限」ではないという点は意識しておくと良いでしょう。
なお、以下の通話はかけ放題オプションの有無に関係なく元々無料です。
- 緊急通報(110番や119番)
- フリーダイヤル(0120や0800)
これらに電話する際は、かけ放題オプションの有無にかかわらず無料となるので安心です。
ドコモやauのかけ放題で無料対象外となる通話先
国内通話定額オプションに加入していても、一部の通話先は無料対象外(別料金)となります。
誤ってかけてしまうと後から通話料が発生して驚くことも多いので、特に以下のような番号には注意しましょう。
共通の対象外の通話先(有料)
ナビダイヤル(0570で始まる番号)
「0570」はNTTコミュニケーションズの有料情報提供番号で、企業のカスタマーサポート窓口やチケット予約受付などで利用されます。
フリーダイヤルとは異なり、通話料は発信者負担のため、かけ放題オプション加入者でも通話料金がかかります。
料金体系は発信元や契約によって異なりますが、携帯からの場合は通常通話料と同程度、またはそれ以上(例:40秒で10円程度)が発生します。
つまり、かけ放題だからと安心して0570に長電話すると高額請求のリスクがあるので注意が必要です。
テレドーム(0180で始まる番号)
「0180」は音声ガイダンスを利用した情報提供サービスで、テレビ番組の視聴者投票や懸賞応募、イベント参加申込などで利用されます。
こちらも発信者が通話料を負担する仕組みのため、かけ放題の対象外です。
情報料付きダイヤル(#ダイヤル)
携帯電話から「♯○○○○」のように発信する短縮ダイヤルも、一種の有料サービスです。
たとえば、「♯ダイヤル(クイックダイヤル)」は宅配便の再配達受付や銀行・保険会社の電話サービスなどで利用されることがあります。
これらは他社接続サービスとして扱われるため、かけ放題の対象外となります。
他社接続サービスを経由する通話(0067等のプレフィックス番号)
発信時に電話番号の先頭に付加して特定の事業者経由で発信するタイプのサービス(いわゆるマイラインや電話サービスのプレフィックス番号)が対象です。
具体的には「0067」で始まる番号への通話などが該当し、これもかけ放題の定額対象外となります。
※一般的な国際電話のアクセス番号「001」「0033」なども別事業者扱いとなるため国内通話定額には含まれません。
国際通話・海外ローミング
日本国内から海外の電話番号へ発信する通話(国際電話)はかけ放題オプションとは別料金です。
ドコモの場合は「ワールドコール」という国際通話サービスを利用しますが、これは通話ごとに通話料が発生します。
また海外渡航中に現地で発着信する通話(国際ローミング通信)も対象外です。
海外ローミング中は相手が日本国内でも通話料が高額になるため注意が必要です(各社の海外定額オプションなどをご利用ください)。
SMS送信(受信は無料)
ショートメッセージサービス(SMS)の送信料は、通話定額オプションではカバーされません。
SMSは1通あたり数円~数十円の通信料が発生し、国内SMSならドコモ・auともに1通3.3円(税込)~(70文字以内)です。
受信は無料ですが、LINEやメッセンジャーなどデータ通信を使うメッセージはデータ通信量にのみ影響します。
衛星電話・衛星船舶電話
人工衛星経由で通信を行う衛星携帯電話・船舶電話への通話は非常に高額で、こちらも定額対象外です。
衛星電話宛の通話料金はドコモ・auともに55円/30秒(税込)と定められており、通常の通話の約2.5倍の料金がかかります。
一部の行政機関番号(188など)
188は消費生活相談窓口(消費者ホットライン)に接続される番号ですが、これも通話定額の対象外です。
このような特殊番号のうち、有料で提供されているもの(188のほか一部の189等含む)は定額対象外となります。
※110番や119番など緊急通報は無料、#8000(小児救急電話相談)等は各自治体により料金設定が異なりますが多くは無料化されています。
各社が指定する電話番号
あらかじめキャリアが決められた「対象外」の電話番号というのが存在します。
050や090などで始まる番号などで一部の電話番号が対象外となっているのですが、ほぼ該当することはないでしょう。
ドコモ対象外:ドコモ – 定額通話対象外番号一覧
au対象外:au – 定額通話対象外電話番号一覧
要するに「通常の電話番号以外」の特殊な通話は一通り有料と考えると分かりやすいです。
対象外通話の料金体系は大きく2種類に分かれる
対象外通話の料金体系は、大きく2種類に分かれます。
まずは他社サービスが料金設定しているものとして、0570や0180、#ダイヤルなどが該当します。
これらは各サービス提供者が定めた通話料が適用され、通話先によって料金が異なります。
市内通話程度の料金から携帯電話宛より高額な場合もあり、ケースバイケースです。
料金は電話料金と一緒に請求されることが多く、明細には「〇〇通信料」などと表示されることがあります。
そして、自社で通常設定している通話料が適用されるものとしては、上記以外の対象外通話が該当します。
これらは通常の国内通話料で計算され、ドコモやauでは22円/30秒(税込)(1分あたり44円)が基本料金として設定されています。
かけ放題が適用されない通話の場合は、この料金が発生します。
例えば、家族割引の適用で無料になるはずの通話でも、相手がahamo契約者などの場合はこの料金がかかります。
同様に、5分かけ放題オプションを利用していても5分を超過した場合は、この22円/30秒の超過料金が発生します。
なお、衛星電話宛は例外的に55円/30秒と割高になります。
特に注意したいのは「0570(ナビダイヤル)」です。
フリーダイヤルと似た番号体系のため、「タダだろう」と思い込んでしまう人が多いですが、かけ放題加入者でも料金が発生する代表的な番号です。
実際、この番号については総務省にも苦情が多く寄せられています。
また、SMSは通話定額とは無関係で、1通ごとに送信料金が発生する点も意外と見落とされがちなので、注意が必要です。
ドコモとauでかけ放題オプションの違いとは
ドコモとauは、どちらも似たようなかけ放題のオプションとなっていますが、異なる点もありますのでご紹介します。
特典や付帯サービスの違い
ドコモの特典としては、留守番電話サービス(月額330円)とキャッチホン(月額220円)が無料となります。
これらを利用する方は、オプション加入で合計550円の節約ができます。
さらに「はじめてスマホプラン」利用者向けの特別割引が受けられます。
スマホ初心者向けプランでは、通常1,980円の完全かけ放題オプションが1,100円で利用可能です。
逆に、auの特典としては電話きほんパック(月額330円)や電話きほんパック(V)(月額440円)が無料です。
迷惑電話撃退、三者通話などの便利機能が利用でき、合計で770円を節約することが可能です。
さらに「通話定額割60」という60歳以上限定のプランがあります。
60歳以上なら「通話定額2」が通常1,980円のところ、880円で利用可能でシニアの方には非常にお得です。
このように、シニア層に対しては、auの方が手厚い割引制度を用意しています。
オンライン向けプランも違いがある
さらに、オンライン専用プランにおいても、通話オプションの仕様が異なります。
ドコモの「ahamo」は5分以内の通話が標準装備なのに対し、auの「povo2.0」ではオプション加入が必要です。
完全かけ放題の料金は「ahamo」の方が550円安いのが特徴です。
このように、ドコモとauのかけ放題オプションは基本料金やサービス内容が似ていますが、特典や割引制度にいくつかの違いがあります。
スマホ初心者や留守電・キャッチホン利用者はドコモがおすすめで、シニア層や迷惑電話対策が欲しい方はauがお得でしょう。
ドコモやauのかけ放題オプション利用時の注意点
5分定額は超過に注意する
5分定額のオプションを利用する際は、超過に注意が必要です。
通話定額ライト(5分定額)の場合、5分を1秒でも超過するとその通話は超過分から課金が始まります。
超過料金は22円/30秒なので、例えば8分話すと超過3分間で約264円の料金が発生します。
5分を超える通話が月に何度もあるようだと、ライトプラン(月880円)のメリットが薄れてしまいます。
「ちょっと長引くかな」と感じたら、一旦切ってかけ直す、または最初から完全定額プランを選ぶなどの工夫が必要です。
無料対象外の番号を把握する
前述の通り、かけ放題オプションに加入していても、0570や国際電話などの番号は無料対象外です。
通話定額オプションに入っている安心感から、こうした番号に頻繁にかけると「なぜか高額請求に?」という状況になりかねません。
特に企業の問い合わせ先では0570が多いため、「0120ではない番号」は基本有料と覚えておくと良いでしょう。
長時間話す必要がある場合は、相手に折り返してもらう、IP電話アプリ(Skypeや050アプリ等)を使うなど代替手段も検討しましょう。
不要になったらオプション解除する
かけ放題オプションは基本的にいつでも付け外し可能な月額サービスです。2年契約などの縛りはなく、解約金もかかりません。
ライフスタイルの変化で「最近電話しなくなった」と感じたら、オプションの外し忘れに注意しましょう。
例えば在宅勤務になり家族と常に一緒にいるといった場合、通話ニーズが減るかもしれません。
そして、普段はメッセージアプリやメールが中心で電話は滅多にしない、という方は無理に通話定額を付ける必要はありません。
毎月の通話状況を確認し、無駄があれば翌月から解除することで月額料金の節約になります。
「オプションだけ付けたまま使っていなかった」というのはよくあるムダ遣いなので気をつけましょう。
通話オプション課金のタイミング
通話オプションは日割り計算されない場合があります。
多くの場合「加入した月から満額請求」となるため、月の途中で加入しても同額なら早めに利用を開始した方が得です。
逆に月末近くに外しても、その月分は日割りされず満額請求になることが一般的です。
料金的には月初に外しても月末に外しても差がないケースが多いので、外し忘れに気付いたら速やかに解約して問題ありません。
ただし、auのように新規適用を翌月からにできる場合は注意が必要で、申し込みタイミングによっては割引適用の条件が変わることがあります。
家族割引との併用について
ドコモやauには家族間通話無料の施策がありますが、近年はオンライン専用プラン(ahamo/povo等)の登場により、家族割引の適用外となるケースが増えています。
例えばドコモのahamo回線とドコモ本体の回線との通話は、家族割引の無料対象外です。
家族内にこうしたプランが混在している場合、同じドコモでも通話が有料になることがあります。
このような場合は家族でも例外的に通話定額オプションが役立つでしょう。
自分や家族の契約プランを確認し、家族割引でカバーできない通話にはオプションで備えましょう。
国際通話を頻繁に利用する人は、国内かけ放題では恩恵がありません。
ドコモの「かけ放題国際オプション」など、国際通話向けの定額プランもあるので、用途に合わせて追加しましょう。
【2025年】ドコモauで知っておきたいプラン改定と割引
最後に、2025年時点での最新プラン動向やキャンペーン情報をまとめます。
通信各社の料金プランは毎年見直しが入るため、常に最新情報をチェックすることが大切です。
ここでは直近の改定ポイントや現在実施中のお得な割引について触れておきます。
ドコモの最新動向
ドコモは2023年7月に大きな料金プラン改定を行い、新たに「eximo(エクシモ)」(データ無制限を含む大容量プラン)と「irumo(イルモ)」(低容量プラン)を提供開始しました。
この新プラン導入に伴い、従来プラン(5Gギガホ プレミア等)向けの通話オプション料金が一律110円値上げされています。
つまり、かけ放題オプションは1,870円→1,980円、5分オプションは770円→880円に改定されました。
値上げの理由としては、新プランで留守番電話・キャッチホン利用料を無料化する代わりと説明されています。
実際、eximoでは通話オプション加入者に対して留守電(+330円)、キャッチホン(+220円)の料金と同額を割引する仕組みが導入されました。
これは従来プランにはなかった新しい特典で、結果的にオプション値上げ分を相殺する狙いがあります。
新プランeximoは旧5Gギガホ プレミアに比べ基本料が安価になり、家族割引やみんなドコモ割など各種割引適用で月額6,000円台でデータ使い放題が可能です。
その一方で、「eximoでは通話オプション料金が従来より高い」という点には注意が必要です。
もし旧プランから変更する場合、通話定額オプション込みの総額で得か損かを計算することをおすすめします。
割引キャンペーンは限定的
なお、ドコモは65歳以上限定の通話料割引キャンペーン等は実施していません。
シニアであっても料金体系は一律ですが、前述の通り初心者向けプランや家族割引など年齢を問わず使える割引でカバーしています。
現在ドコモで注目すべきキャンペーンとしては、端末購入や乗り換え時の割引が中心で、通話オプション単体の割引は行われていません。
ただしドコモ光セット割やdカードお支払割などの利用で通信料金全体を下げることが可能です。
通話定額オプションに関連するところでは、ahamoユーザー向けに5分超過分の料金をポイント還元するようなキャンペーンが過去実施された例があります(期間限定)。
2025年時点では大きなキャンペーンはないものの、今後シニア市場などを意識した施策が出てくる可能性もあります。
最新情報はドコモ公式サイトのキャンペーンページを確認するようにしましょう。
auの最新動向
au(KDDI)は、2023年前後に通話定額オプションの改定とシニア向け施策の拡充を行いました。
まず、通話定額ライト/通話定額がそれぞれ「2」へとバージョンアップし、月額料金が880円・1,980円(税込)に改定されました(旧来プランからの値上げ)。
この改定に合わせて登場したのが「通話定額割60」です。
2023年2月より提供開始されたこの割引により、60歳以上なら通話定額2オプションが永年1,100円引き(880円/月)になるようになりました。
対象は「スマホスタートプラン」「スマホスタートプランライト」といったシニア向けの料金プラン契約者で、機種変更や他社ケータイから乗り換える高齢者を強く意識した内容です。
これ以前にも期間限定の「新カケホ割60」というキャンペーンがありましたが、それが恒久的な割引特約として正式導入された形です。
auの通話定額割60は現在も継続中で、適用条件を満たせば申込期限等は設けられていません。
「いつ加入してもずっと割引」がウリなので、60歳以上で条件に合う方は忘れず適用しましょう。
逆に、対象プラン以外(例えば使い放題MAXなど通常プラン)の高齢ユーザーにはこの割引は効かないため注意が必要です。
その場合は通常料金で通話オプションを契約することになります。
様々な割引キャンペーンがある
キャンペーン情報としては、auも通話オプション単体の割引キャンペーンは行っていません。
しかし、スマホデビュー応援として「スマホスタート1年割」で基本料を1年間割り引く施策や、他社からの乗り換えでキャッシュバック等を実施しています。
通話定額割60と組み合わせると、スマホデビュー当初は非常に安価に通話し放題・データも使えるため、還元施策をフル活用すると良いでしょう。
また、KDDIはサブブランドのUQモバイルでも通話オプション割引を展開しています。
例えば「60歳以上ずっと通話割引」というキャンペーンでは、60歳以上がUQを契約すると国内通話がずっと無料になる特典を提供しています(2023年10月開始)。
このようにシニア層の取り込みに各社力を入れており、au本家以外でも選択肢が増えている点は見逃せません。
今後通話定額プランはどう変わる?
将来のプラン変更予測として、2025年現在、音声通話定額オプションは安定したニーズがありますが、5G普及やIP電話サービスの拡大により徐々に需要構造が変化しています。
例えば総務省はIP網への電話網移行を進めており、将来的にナビダイヤルの料金見直しなども議論されています。
携帯各社も、通話定額オプションに付加価値サービス(例:迷惑電話ブロックや通話録音サービスなど)をバンドルする動きがあるかもしれません。
定額通話自体の価格はここ数年1,980円で横ばいですが、競争や施策次第では値下げや無料化の可能性もゼロではありません。
今後も公式発表やニュースをチェックし、よりお得なプランが出れば乗り換えを検討しましょう。
ドコモやauのかけ放題はどこにかけても無料?まとめ
ドコモやauの「かけ放題オプション」は、国内の通常通話が定額になる便利なサービスですが、すべての通話が無料になるわけではないため注意が必要です。
特に注意すべき通話先としては、ナビダイヤル(0570)、テレドーム(0180)、情報料付きダイヤルなどがあります。
かけ放題オプションに加入していても、通話料がかかるケースを理解し、不要な出費を避けるようにしましょう。
また、ドコモとauの「かけ放題オプション」は、料金や基本サービスは共通点が多いですが、特典や割引制度に違いがあります。
ドコモは「留守番電話サービス」「キャッチホン」が無料となる特典があり、スマホ初心者向けの「はじめてスマホプラン」では、かけ放題オプションが1,100円に割引されます。
一方、auは「電話きほんパック」が無料になるほか、60歳以上なら完全かけ放題が880円になる「通話定額割60」が魅力です。
また、オンライン専用プランでは、ドコモの「ahamo」は5分通話が無料で標準装備、auの「povo2.0」では別途オプションが必要になります。
スマホの利用状況や年齢に応じて、自分に合ったプランを選びましょう。