スマホの料金を見直す中で、コスパの良さから「irumo」へのプラン変更を検討する人が増えています。
しかし、そこで気になるのが「ドコモ電話帳はそのまま使えるの?」という疑問です。
特にクラウド機能の扱いについては、プランによって制限があるため注意が必要です。
本記事では、irumoに切り替えたあとでもドコモ電話帳を使う方法があるのか、そしてクラウド機能の制限を回避する現実的な対策についてわかりやすく解説していきます。
irumoではドコモ電話帳が使えないって本当?
spモード終了に伴うクラウドサービスの影響
結論から言うと、irumoに変更すると「spモード」が使えなくなるため、ドコモ電話帳のクラウド機能も利用できなくなります。
これは、クラウドで連絡先を自動同期したり、バックアップをとったりする機能が無効化されるということです。
その理由は、ドコモ電話帳のクラウド機能がspモード契約と連動している仕組みにあるからです。
spモードは、ドコモが提供するインターネット接続サービスであり、クラウドを利用するための前提条件となっています。
irumoに切り替えるとこの契約がなくなるため、クラウド機能も使えなくなるのです。
例えば、電話帳アプリ内で連絡先を編集したとしても、それがクラウドに反映されることはありません。
さらに、端末のデータを削除した場合、クラウドから復元する手段も失われてしまいます。
このため、事前に手動でバックアップを取っておかないと、データの喪失につながる可能性があります。
利用する方法はオプションを追加する
実は、利用できる方法があり「ドコモメールオプション」という有料の追加サービスを申し込めば、クラウド機能は引き続き利用可能です。
月額330円(税込)が必要ですが、このオプションがあることで、irumoプランでもクラウド同期を維持できます。
その理由は、「ドコモメールオプション」がspモードの代替的な役割を果たすためです。
このオプションを契約すると、クラウドとの連携が継続され、以前と同じように連絡先の自動バックアップや復元が可能になるわけです。
例えば、スマートフォンを買い替える際にも、クラウド上に保存された連絡先を新しい端末に復元することができます。
ただし注意点として、クラウド機能を有効にしたままオプションを解約してしまうと、保存されていたデータが削除されてしまう場合があります。
このため、契約状態の確認と設定の見直しは非常に重要です。
端末内の連絡先データはそのまま使えるのか
また、irumoを契約してドコモメールオプションの利用をしない場合、クラウド機能が無効になりますが、端末本体に保存された連絡先データは基本的にそのまま利用できます。
つまり、プラン変更によって即座に連絡先が消えるわけではありません。
なぜなら、端末内のデータとクラウド上のデータは別々に管理されているためです。
クラウド機能が停止しても、端末内のデータはスマートフォンのローカル領域に残っているため、引き続き閲覧や編集が可能です。
ただし、クラウド同期をONにしたままにしておくと、同期エラーが発生したり、最悪の場合データ消失のリスクが生じる可能性があります。
特に、AndroidからiPhoneなど異なるOSへの機種変更を伴う場合には、データ移行の際に予期せぬトラブルが起きることもあります。
そのため、ドコモメールオプションを契約していない場合、クラウド利用設定は事前にOFFにしておくことをおすすめします。
irumo移行後の電話帳データを安全に保つ方法
クラウドが使えないirumoでも、連絡先データを守る方法はありますので、その具体的な手段をご紹介します。
GoogleコンタクトとiCloudの活用方法
irumoではドコモ電話帳のクラウド機能が使えなくなります。
もし、そのまま利用するのであれば、スマートフォンに標準搭載されている連絡先管理サービスを使えば、データの保護は十分に可能です。
Androidなら「Googleコンタクト」というサービス、iPhoneなら「iCloud連絡先」を活用するのが最も安心な方法です。
これらのサービスはOSに組み込まれているため、アプリをインストールする必要がなく、初期設定も簡単です。
GoogleコンタクトはGoogleアカウントと連携しており、連絡先を自動的にクラウドに保存してくれます。
例えば、スマートフォンを紛失した場合でも、別の端末から同じGoogleアカウントでログインすれば、すぐに連絡先が復元されます。
一方、iCloud連絡先も同様に、Apple IDを使ってデータをクラウド上に保存します。
iPhoneで連絡先を登録すれば、その情報は自動でMacやiPadにも同期されるため、複数端末での情報管理がスムーズになります。
このように、OSに標準搭載された連絡先サービスを活用することで、ドコモ電話帳に依存しなくても、安全なデータ管理が実現できます。
vCardでの手動バックアップとその手順
自動クラウド同期が利用できない場合でも、vCard形式による手動バックアップを取ることで、連絡先データの損失を防ぐことができます。
vCardとは、連絡先情報をまとめた汎用的なファイル形式(拡張子.vcf)で、さまざまなデバイスやアプリでの読み込みに対応しているのが特徴です。
Androidの場合、連絡先アプリの設定から「エクスポート」機能を使うことで、スマートフォン内にvCardファイルを保存できます。
iPhoneユーザーであれば、iCloud.comにアクセスし、ブラウザ上から連絡先をvCard形式でエクスポートすることが可能です。
この方法の利点は、クラウドに頼らずにオフラインでもバックアップできる点にあります。
ただし、vCardファイルはあくまで「その時点」の状態を保存するものなので、データ更新があった場合には定期的な再エクスポートが必要です。
バックアップしたファイルは、GoogleドライブやDropboxなどのクラウドストレージに保管しておくと、万一の端末故障時でも復元が容易になります。
クラウド非対応時にやってはいけないNG行動
クラウドが使えない環境でやってしまいがちなミスには、取り返しのつかないリスクが伴います。
特に、クラウド利用設定をONにしたままの状態で操作を続けることは避けるべきです。
その理由は、設定が中途半端に残っていると、同期エラーが頻発し、最悪の場合、連絡先データが端末から消失してしまう恐れがあるためです。
加えて、機種変更時に設定がうまく引き継がれないこともあり、その影響で連絡先が全く表示されなくなることもあります。
こうしたリスクを避けるには、プラン変更の前後で「クラウド利用設定」を明確にOFFにし、クラウドに依存しないバックアップ方法を用意しておくことが重要です。
さらに、バックアップをまったく取らずにいることも大きな問題です。
仮にクラウドが利用できなくても、vCardでの手動保存や、OS標準機能による同期を設定しておけば、ほとんどのトラブルは回避できます。
このようなトラブルを防ぐには、設定の見直しと、日常的なバックアップの習慣が何よりも大切です。
異なるOS間で使える電話帳移行術
スマートフォンをAndroidからiPhone、あるいはその逆に乗り換える場合、電話帳の移行は大きな壁に感じるかもしれません。
ですが、手順さえ押さえればスムーズにデータを移すことができます。
結論として、異なるOS間での移行には「vCard形式」を使うのが最も汎用的で失敗が少ない方法です。
この形式は、連絡先情報を標準的なファイルとして保存できるため、OSを問わず読み込みが可能です。
例えば、Android端末からGoogleコンタクトを利用して「.vcf」ファイルをエクスポートし、それをiCloud.comから読み込むことで、iPhoneに連絡先を取り込むことができます。
逆のケースでも同様で、iCloudからvCardをダウンロードし、GoogleコンタクトにインポートすることでAndroidへの移行が可能です。
この方法の良い点は、手動でデータを確認しながら移行できるため、意図しない情報の欠落や重複を防ぎやすいところです。
ただし、操作には多少の手間がかかるため、あらかじめ時間に余裕を持って準備することが大切です。
重要なのは、元の端末でのデータエクスポートと、新しい端末での正確なインポート手順をそれぞれ理解しておくことです。
スマートフォン本体だけで完結しない作業も含まれるため、パソコンを使った作業も視野に入れておくと安心です。
このように、OSが異なる場合でも、vCard形式を活用すれば安定して連絡先を移行できます。
今後の乗り換えを検討している方は、早めにバックアップの方法を確認しておくと、いざという時に慌てずに対応できます。
irumoに切り替える前に知っておきたいこと
移行で使えなくなるサービスがある
irumoへプランを切り替えると、複数のドコモ提供サービスが利用できなくなります。
ドコモ電話帳の他にも「データ保管BOX」「ドコモアプリデータバックアップ」などが挙げられます。
これらのサービスは、連絡先や画像・動画、アプリの設定などをクラウド上で管理できる機能を持っていましたが、irumoでは基本非対応になります。
一方で、Google PlayやiTunesでの決済は引き続き可能なので、完全にすべての課金ができなくなるわけではありません。
ただ、ドコモ独自の利便性に慣れていたユーザーほど、変更後の不便さを感じやすくなる点には注意が必要です。
ドコモ電話帳はahamoでは利用可能?
結論として、ahamoでも基本的にドコモ電話帳のクラウド機能は使えません。
その理由は、ahamoもirumoと同じくspモードに対応していないプランだからです。
しかし、irumoと同じでドコモメール持ち運びオプション(月額330円)を追加すれば、例外的にクラウド機能が復活します。
このオプションはメールだけでなく、電話帳データのクラウド保存にも対応しており、従来通りの使い方が可能です。
とはいえ、My daizとの連携機能など一部の機能は復活しないため、完全に元通りというわけではありません。
このため、電話帳のクラウド機能を重視する場合は、事前にオプションの加入を検討し、設定の確認も忘れないようにしましょう。
困った場合にドコモショップで相談可能?
結論から言うと、irumoを契約している場合でも、ドコモショップで相談することは可能です。
ただし、すべての内容に対応してもらえるわけではない点に注意が必要です。
この背景には、irumoがオンライン中心のサポート体制を基本としていることが挙げられます。
つまり、店舗での対応は「有料サポート」に限定されるケースが多く、基本的な手続きやトラブル対応はWebやアプリを通じて行うように設計されています。
たとえば、料金プランの変更や契約内容の確認といった操作は、マイドコモやirumoのサポートサイトで自分で行う必要があります。
一方で、スマートフォンの操作が苦手な方や、設定に不安がある方にとっては、店舗でのサポートが有料でも安心材料になるかもしれません。
サポートを受ける際は、事前に「来店予約」が必要になる場合があります。
また、サポートの範囲や料金も店舗によって異なることがあるため、ドコモ公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
アプリアップデート時の注意ポイントとは
ドコモ電話帳アプリは定期的にバージョンアップが行われていますが、その際には特に注意が必要です。
理由としては、アップデート対象となるファイルが複数に分かれているため、更新が不完全だと正常に動作しなくなる可能性があるためです。
具体的には、「電話帳.apk」と「電話帳サービス.apk」の両方を更新しなければ、アプリ全体が最新の状態にならないケースがあります。
ただし、Androidのバージョンが7.0以上であれば、「電話帳.apk」のみの更新でも機能に支障はありません。
アップデートが正しく行われていないと、クラウド同期や連絡先の編集など、基本的な機能が一時的に使えなくなることもあります。
また、アプリのセキュリティ機能が旧バージョンのままでは、不正アクセスなどのリスクも高まります。
これらを防ぐためにも、更新の際にはアプリのバージョンと対応OSを必ず確認し、可能な限り最新の状態を維持しておくことが重要です。
irumoでもドコモ電話帳を使う方法まとめ
irumoは料金を抑えられる魅力的なプランですが、従来のドコモプランと比べて利用できるサービスに大きな違いがあります。
irumoはspモードが非対応になることで、ドコモ電話帳やクラウドバックアップ機能が使えなくなる点には注意が必要です。
ただし、有料の「ドコモメールオプション」を追加すれば一部機能は継続可能です。
さらに、GoogleコンタクトやiCloud連絡先を活用すれば、クラウド非対応の不安もカバーできます。
プラン変更前には、自分のスマホ環境に合った移行準備と、連絡先のバックアップを忘れずに行うことが大切です。