スマホを買い替えた後、使わなくなった端末をどうするか悩んでいませんか？
その中でも、手軽に現金化できる方法として注目されているのが「ゲオの店頭買取」です。
しかし、実際に売るとなると「本当に高く売れるの？」「手続きは面倒じゃない？」といった疑問を抱く方も多いはずです。
この記事では、ゲオのスマホ店頭買取がどれほどお得なのかを探りながら、売却の手順や所要時間についてもわかりやすく解説していきます。
ゲオのスマホ店頭買取は相場よりも高いのか？
一般的な業者と比較すると買取価格は高い傾向
結論から言うと、ゲオのスマホ買取価格は「そこそこ高い」部類に入ります。
その理由は、定期的に開催されている買取キャンペーンが大きく関係しています。
キャンペーンの内容によっては、通常よりも10％～20％ほど買取価格が上がることがあるためです。
例えば、春先や年末年始には「iPhone全機種20％アップ」などの施策が実施されることがあります。
このタイミングを狙えば、予想より高値での買取も期待できます。
ただし、こうしたキャンペーンが適用されるのは、あくまで対象商品や条件を満たしていることが前提です。
対象外のモデルであったり、端末の状態が悪い場合は、通常の査定額になるため注意が必要です。
よって、ゲオは「通常は平均的な価格、キャンペーン時には高値になることもある」という立ち位置にあると考えるのが適切でしょう。
もちろん、機種によっては安く感じるような機種もあるので、売る際は慎重に判断しましょう。
事前に公式サイトや店舗の情報を確認して、キャンペーン時期をうまく活用することが、高価買取への近道になります。
高く売りたいなら買取価格を確認し比較する
スマホを売る際にまず気になるのが、「いくらで売れるのか」という買取価格ではないでしょうか。
結論から言えば、事前に相場を確認しておくことで、店頭での査定額に対して納得しやすくなります。
例えば、ゲオアプリやゲオのスマホ査定アプリでは店頭買取向けの買取価格が公開しています。
また、アプリのインストールが面倒ならば、宅配買取の公式サイトにて、iPhoneなどの機種ごとの参考買取価格を誰でも簡単に確認できます。
型番やストレージ容量、キャリアを選ぶだけで、おおよその金額がすぐに表示されるため、売却前に相場を把握したい方には非常に便利な機能です。
ただし、注意しておきたいのは、掲載されているのはあくまで「参考買取価格」であるという点です。
実店舗での店頭買取では、査定によって減額などがあるケースもあり、金額に若干の違いが出ることもあります。
それでも、掲載価格は実際の店頭査定と近いケースが多いため、参考情報としては十分に活用できます。
さらに、ゲオ以外の買取業者とも価格を比較してみることで、自分のスマホをどこで売るのがベストかを判断しやすくなります。
価格だけでなく、対応スピードや買取条件にも目を向けながら、納得できる売却先を見つけることが大切です。
一番高く売れる可能性があるのはメルカリ
やはり、最も高くスマホを売却したいのであれば、フリマアプリの活用が有効です。
中でもメルカリは利用者が多く、スマホカテゴリの需要も非常に高いため、高額で取引される傾向にあります。
なぜなら、業者を挟まずに「個人間での取引」ができるからです。
中間マージンが発生しないため、同じ端末でも買取店より数千円～数万円高く売れることがあります。
例えば、ゲオで38,000円と査定されたiPhoneが、メルカリでは45,000円以上で売れるケースもあります。
ただし、高く売れる反面、出品や梱包、配送、購入者とのやり取りなど、自分で行う作業が多いのが難点です。
さらに、購入後のクレーム対応やキャンセルといったトラブルのリスクもゼロではありません。
こうした手間を許容できる方にはメルカリが最適ですが「手軽さ」「即金性」を重視する人にとっては買取専門店のほうが安心できる選択肢と言えるでしょう。
店舗によって査定額が変わる？
結論から言えば、ゲオのスマホ買取は「基本的には価格差が出にくい」ものの、査定結果にばらつきが出る可能性は十分あります。
その理由は、査定を担当するスタッフの「目利き」によってランク付けが変わる場合があるからです。
「店員ガチャ」という言葉がありますがまさにそれで、例えば、ある店舗では目立たない傷と判断されAランクになる端末が、別の店舗では同じ傷が減額対象とされ、Bランク査定になることもあります。
この差は、スマホに限らず、ゲームソフトや家電など、ゲオ全体の買取商品でも見られる傾向です。
よって「同じゲオだからどこでも同じ価格で買い取ってもらえる」と思い込むのは少々早計です。
複数店舗が近くにある場合は、2店舗ほどで査定を試してみると、差が出ることもあります。
ただし、基本となる価格帯は本部である程度統一されているため、極端な差が出るケースはまれです。
あくまで「細かい傷や状態判断」の違いによる範囲であることは覚えておきましょう。
ゲオでスマホを売る手順と所要時間の目安
店頭でスマホを売る際は、いくつかの流れと準備が必要です。
ここでは、実際の手順と所要時間、事前準備について詳しく紹介します。
査定までの流れと必要なもの
ゲオの店頭でスマホを売却するには、明確な手順があります。
まず行うべきことは、スマホ買取に対応している店舗に足を運ぶことです。
店舗に到着したら、お店の中に入ると「買取カウンター」というポップが吊るしているので、そこへ商品を持っていきましょう。
その後、売りたいスマホをスタッフに渡します。
この時点で「買取番号札」と呼ばれるレシートのような紙を渡されますが、これは後ほど店内放送で呼び出される番号ですので、なくさないように注意しましょう。
その後、スタッフが端末の状態を確認して査定を行います。
査定が終わると、店内放送で番号が呼ばれる仕組みになっているため、自分の番号が呼ばれたら再びカウンターへ戻ってください。
査定金額は、スタッフが持っているタブレット端末の画面に表示され、口頭でも説明があります。
金額に納得したら、タブレット端末上で名前や住所などの個人情報を入力します。
入力が終わると、スタッフから身分証明書の提示を求められるため、事前に準備しておいた書類を提示しましょう。
本人確認が済めば、その場で現金を受け取って取引は完了となります。初めての方でも、流れに沿って進めば特に迷うことはありません。
査定にかかる時間は何分程度？
スマホの査定にかかる時間は、平均して15分から30分程度とされています。
ただし、この時間はあくまでも目安であり、店舗の混雑状況や持ち込まれたスマホの状態によって変動することがあります。
例えば、土日祝日や月末など、来店者が多くなるタイミングでは、査定待ちの時間が延びる可能性もあります。
逆に、平日の午前中など空いている時間帯を狙えば、よりスムーズに査定が進むこともあるでしょう。
実際に来店してみないと正確な時間は分かりませんが、余裕を持って30分～1時間程度見ておくと安心です。
また、複数台を一度に査定に出す場合も、当然ながら所要時間は長くなる傾向があります。
一台のみの買取であっても、状態確認や市場価格との照らし合わせが必要になるため、即時対応が難しいこともあります。
このため、スケジュールに余裕をもたせて来店することをおすすめします。
査定前に準備すべきことと注意点
スマホを売却する際には、いくつかの事前準備が必要です。中でも特に大切なのが、端末の初期化と各種ロック解除です。
初期化とは、スマホを工場出荷時の状態に戻す作業のことで、これにより個人情報を完全に削除できます。
初期化せずに端末を持ち込んでも、店舗でその場で初期化を行うことで売却は可能ですが、事前に済ませておいた方がスムーズに進行します。
また、iPhoneであれば「iCloud」の「探す」機能をオフにしておくことが必要です。
これがオンのままだと、買取自体が不可になる場合があります。
加えて、画面ロックのパスコードも解除しておく必要があります。
これらが設定されたままでは、スタッフが端末の動作確認を行うことができません。
そして、もう一つ忘れてはならないのがSIMカードの抜き忘れです。
SIMカードやSDカードには個人情報が詰まっているため、取り外しておかないとトラブルの原因になります。
店舗での買取では、宅配とは異なりその場でこうした作業を行える点が大きな違いです。
多少の手間はかかるものの、即日現金化できるというメリットと引き換えと考えれば、負担にはなりにくいでしょう。
ゲオの店頭買取のメリットやデメリットとは
スマホを売る方法として「店頭買取」は手軽な選択肢ですが、実際には良い面と気をつけたい点の両方がありますので、その特徴を具体的に見ていきましょう。
宅配と違って査定結果がその場で分かる
店頭買取の最大のメリットは、査定の結果がすぐに分かる点にあります。
宅配買取では、商品を発送してから査定完了の通知が届くまでに数日、場合によっては1週間以上かかることがあります。
対して店頭買取では、スマホをスタッフに渡してから査定完了までの流れがすべて一店舗内で完結するため、非常にスピーディーです。
このような仕組みのおかげで、「すぐに現金が必要」といったケースでも柔軟に対応できます。
特に、急な出費に備えてスマホを売りたいという人にとっては、このスピード感が非常に心強いポイントになります。
ただし、混雑している時間帯に来店した場合には待ち時間が発生する可能性があるため、余裕を持って行動することが求められます。
査定結果に納得できない場合のリスク
店頭買取には「査定価格に納得できなかった時の行動」が限られてしまうという側面もあります。
宅配買取であれば、査定額に納得できなければキャンセルし、商品を返送してもらうという流れになりますが、店頭の場合は、現地で即断しなければならないケースがほとんどです。
特に、複数の店舗を比較するつもりでいたとしても、一度スマホを査定に出してしまうと、その後すぐに別の店舗に回るのが心理的にも体力的にも負担になります。
現場で提示された金額が想定よりも低かったとしても、そのまま売ってしまう人が多いのが実情です。
このため、店頭での買取を選ぶ際には、事前にある程度の価格相場を把握しておくことが重要になります。
予想と現実の差を減らすことで、納得して売却できる可能性が高まります。
店舗へ行く時間がかかる場合も
スマホを店頭で売る際には、当然ながら店舗まで足を運ぶ必要があります。
これは、宅配買取のように自宅で完結できる方法とは大きく異なる点です。
近所にゲオの店舗があればそれほど負担にはなりませんが、最寄りの店舗まで距離がある場合には移動にかかる時間と交通費が発生します。
特に公共交通機関を利用する地域では、営業時間や乗り換えの都合に合わせる必要もあるため、気軽に立ち寄ることが難しいケースもあります。
また、天候が悪い日や仕事終わりの時間帯など、移動の負担を感じやすい状況では店頭買取の利便性が下がってしまうと感じるかもしれません。
とはいえ、移動時間を考慮した上でも即日現金化できるというメリットがあるため、スケジュールに余裕のある日に合わせて行動するのが賢明です。
営業時間内に持ち込む必要がある
店頭買取を利用する際は、営業時間をしっかりと確認しておくことが欠かせません。
最近では、閉店時間の30分前までに買取受付を終了する店舗が増えており、直前に行っても断られる可能性があります。
このようなケースを避けるためには、最低でも閉店の30分前には来店しておきたいところですが、理想を言えば1時間前には店舗に到着しておく方が安心です。
買取の混雑状況や査定にかかる時間を考慮すると、それくらいの余裕があるほうがスムーズに手続きが進みます。
また、店舗によっては受付終了時間が異なるため、事前に公式サイトや電話などで確認しておくと確実です。
時間に余裕を持った行動が、無駄足を防ぐ最も効果的な方法になります。
ゲオでスマホの買取を実施している店舗を探す方法
実際にスマホを売りに行こうと思っても、どの店舗で買取対応しているのか分からないことがあります。
ここでは、店舗の探し方や注意点を解説します。
公式サイトから店舗をチェックする
スマホの買取をしているゲオの店舗を調べるには、ゲオの公式サイトを活用するのが最も確実です。
トップページから「店舗検索」の項目を選ぶと、地域や都道府県、キーワードなどで店舗を絞り込むことができます。
検索結果には、住所や電話番号、営業時間に加えて、取り扱いサービスの一覧も表示されます。
そして売る予定の店舗の詳細ページに行くと「お取り扱い品目」の買取欄に「携帯電話」という記載があるかを確認することで、対象店舗かどうかが一目で分かります。
記載がない場合、その店舗ではスマホの買取を実施していない可能性があるため注意が必要です。
このように、公式サイトの検索機能は、自宅や職場の近くにある買取対応店舗を見つけるための便利な手段となります。
勘違い？ゲオモバイル以外の店舗でも買取可能
スマホの買取は「ゲオモバイル」でしか受け付けていないと思われがちですが、実際には通常のゲオ店舗でも取り扱っているケースがほとんどです。
確かに、ゲオモバイルはスマホ買取に特化しており、より専門的な査定や豊富な在庫を抱えているため注目されやすい存在です。
ただし、通常のゲオ店舗でもスマホ買取を行っている場所は多く存在します。
違いとしては、店舗ごとに査定体制や対応スピードにばらつきがある点です。
つまり、ゲオモバイルでなくてもスマホの売却は可能ですが、店舗によっては受付から査定完了までの流れが若干異なることもあるため、その点には注意が必要です。
このように言うと、通常店舗で売るのは不安に感じるかもしれませんが、実際には通常のゲオでもスマホを問題なく売ることができます。
要は、事前に店舗の情報を確認して、自分の都合や目的に合った場所を選ぶことが大切です。
ゲオのスマホ店頭買取は高い？まとめ
ゲオのスマホ店頭買取は、スピーディーかつ手軽に現金化できる点が魅力です。
特に、キャンペーン期間を狙えば高価買取も期待できます。
ただし、査定結果に納得できない場合や、店舗ごとの対応に違いがある点には注意が必要です。
また、営業時間や受付終了時間を事前に確認しておかないと、当日断られてしまう可能性もあります。
スマホを売却する際は、公式サイトで買取対応店舗を調べ、必要書類や初期化などの準備を済ませておくとスムーズです。
ゲオモバイル以外の通常店舗でも買取は可能なため、自分に合った店舗を見つけて、納得のいく取引を目指しましょう。
