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irumo0.5GB超過で550円がいくらになる?デメリットまとめ

ドコモ

格安SIMの中でも注目を集めているirumo(イルモ)の0.5GBプラン。

月額550円という驚きの安さで話題ですが、本当にその料金で収まるのでしょうか?

実は、データ容量を少しでも超えると予想外の出費につながるケースもあります。

この記事では「irumo0.5GB超過で550円がいくらになるのか?」という疑問に答えつつ、契約前に知っておきたいデメリットもわかりやすくまとめてご紹介します。

irumoで0.5GB超過した場合は料金が高くなる?

0.5GB超過すると速度制限がかかるのみ

結論から言えば、irumoの0.5GBプランは月間のデータ容量を超えても、追加料金が自動的に発生することはありません。

その代わり、通信速度が大幅に制限され、最大でも128kbpsに抑えられます。

この速度は、スマートフォンの通常利用において非常に遅い部類に入ります。

理由として、この128kbpsという速度は、文字中心のwebページなどであれば一応使えるような速度です。

他には、LINEでのメッセージのやりとりや、メールの送受信であればある程度の時間はかかるものの、利用は可能です。

しかし、画像や動画を多用するサービスでは動作が厳しくなります。

例えば、文字中心のページでも、画像がたくさん配置しているようなページでは、重たく感じることもあります。

他には、InstagramやX(旧Twitter)で画像や動画を読み込もうとした場合、読み込みが途中で止まったり、非常に長い時間を要したりすることがあります。

このように考えると、128kbpsでも最低限の連絡手段には使えるものの、日常的にSNSやWebサイトの閲覧をする人にとっては「使えない」と思うでしょう。

当然、YouTubeの動画などは閲覧できないと思っておいた方が無難です。

スピードモードを使うと料金がかかる

0.5GBプラン利用中でどうしても速度制限では困るという場合、irumoでは「スピードモード」という仕組みを利用することができます。

これは、通信速度を通常の状態に戻すための手段ですが、無料ではなくオプション設定をして利用します。

 

 

スピードモードを利用すると、契約中のデータ容量を「自動で追加購入」する形となり、その際には所定の料金が発生します。

よって、何も設定をしていない状態であれば、速度制限がかかるだけで済むところを、スピードモードを利用することで結果的に追加費用が発生してしまう可能性があるというわけです。

この点が特に重要で、スピードモードの設定をONにしていると、容量超過時に自動でデータが追加され、月の利用料金が予想以上に高くなってしまうケースもあります。

通常、何も設定していない場合はOFF(オプション追加していない状態)なので特に問題はないと思いますが、0.5GB超過してもネットが快適に使える状態ならば、恐らくスピードモードが利用中の状態になっていると考えられます。

もし、気になるのであれば、オプションが追加になっているか確認しておくことが大切です。

irumo0.5GBプランのデメリットと注意点は?

低価格が魅力のプランですが、契約前に理解しておくべき制約がいくつかありますので、いくつかご紹介します。

みんなドコモ割のカウント外になる

家族でドコモを利用している場合、見落とされがちなのが「みんなドコモ割」の適用条件です。

実際、irumoの0.5GBプランは、この割引制度の回線カウント対象から外れてしまうという落とし穴があります。

みんなドコモ割とは、家族で2回線以上ドコモを契約すると、回線数に応じて料金が割引される仕組みです。

たとえば、3回線以上あれば1回線あたり月1,100円の割引が適用されます。

ところが、この0.5GBプランは、そもそもカウント対象外となるため、家族の回線数として加算されません。

もし3回線で割引を受けていた家庭が、そのうち1回線を0.5GBプランに変更すると、全体のカウントが2回線に減ってしまい、割引額も550円に下がってしまいます。

その結果、ひと月あたりの家計負担が増えることになり、プラン変更が逆効果になってしまうケースもあるのです。

データの繰り越しや節約モードが使えない

irumoの0.5GBプランには、他の格安SIMではよく見られる「データ繰り越し機能」や「節約モード機能」が搭載されていません。

このことが、実際の利用において不便さを感じる原因になることがあります。

 

 

なぜならば、月のデータ容量を使い切れなかった場合、その分が翌月に持ち越されることがないため、無駄になってしまうからです。

たとえば、毎月0.3GBしか使わない人であっても、残りの0.2GBは消えてしまい、活用することができません。

また、節約モードというのは、速度を意図的に落とす代わりにデータ消費を抑える仕組みです。

通勤中にラジオを聞く程度であれば、この機能があると便利なのですが、irumoではその切り替えができないため、どうしても高速通信で容量を消費してしまいます。

このように、ちょっとした工夫で通信費を節約したいと考えているユーザーにとっては、自由度が低く、物足りなさを感じる設計と言えるでしょう。

home 5G/ドコモ光セット割が対象外

irumoの0.5GBプランでは、ドコモが提供している代表的な割引制度である「home 5G」や「ドコモ光」とのセット割が適用されません。

このため、既にインターネット回線としてこれらを契約している人にとっては、プランを0.5GBにすることで本来受けられるはずの月額1,100円の割引が受けられなくなります。

そもそも、このセット割は、通信とインターネットサービスをドコモでまとめて利用することで、料金を安く抑えられる仕組みです。

たとえば、irumoの3GBプラン以上であればこの割引を利用でき、月々の通信費がかなり抑えられます。

ところが0.5GBプランに変更した場合、その恩恵がなくなってしまうのです。

こうした背景から、家族でドコモを利用していたり、家のインターネットをドコモ光にしていたりする方は、割引が適用されないことで月々の総合コストが上がってしまう可能性があるため注意が必要です。

dカードお支払割も対象外

さらに、dカードによる支払いで適用される「dカードお支払割」も、irumoの0.5GBプランでは対象外です。

通常、dカードを支払い方法に設定すると月額187円の割引が受けられるのですが、このプランではそれも受けられません。

理由としては、この0.5GBプランが極めて低価格であることから、他の割引を適用する設計になっていないためです。

つまり、すでに価格が限界まで抑えられているという位置づけになっており、これ以上の割引は想定されていないということになります。

このため、dカードを活用して支払いをまとめたり、dポイントの還元を狙ったりしている人にとっては、思ったほどお得に感じられない可能性があります。

料金が安いこと自体は魅力ですが、ポイント活用や還元を重視する人にとっては検討の余地があるでしょう。

混雑時に起こりうる体感速度低下のリスク

irumoの0.5GBプランには、通信速度に関するもう一つの見逃せないリスクがあります。

それは、ネットワークが混雑している時間帯に、他のドコモ回線よりも優先順位が下がる可能性がある点です。

これは、ドコモが複数の料金プランを運営する中で、混雑時の帯域をどう振り分けるかを判断する際、より高額なプランを優先する傾向があるからです。

よって、0.5GBプランのような低価格帯のプランでは、混雑時間帯には通信速度が大幅に低下する可能性があるというわけです。

実際、お昼休みや通勤・帰宅時間といった多くの人がスマートフォンを使うタイミングでは、3Mbpsどころか1Mbpsにも満たない速度になることがあります。

この場合、Webページの読み込みが遅くなるだけでなく、地図アプリがスムーズに動作しなかったり、SNSの表示が極端に遅れるといった事象が起きることもあります。

このように、理論上の最大速度と、実際に体感できる速度には差があるということを理解した上で、用途や利用時間帯を考慮して選ぶことが大切です。

5Gが使えない!4Gのみ

irumoの0.5GBプランでは、通信方式として5Gが利用できません。

利用できるのは4G回線のみであり、たとえ5G対応の端末を持っていたとしても、このプランでは自動的に4G回線での通信になります。

一見するとこの仕様は不利に見えるかもしれません。ですが、現在の日本においては、まだまだ5Gのエリアが限られているのが実情です。

特に地方や建物の中では、4Gと変わらない、もしくは4Gのほうが安定しているケースもあります。

また、5Gでなければ利用できないようなサービスは今のところ少なく、日常的な利用では4Gで十分事足りるというユーザーも多いはずです。

つまり、高速通信が必要な場面が少ない人にとっては、5Gが使えないという点はそれほど大きなデメリットではないのです。

このように、5G非対応であることをデメリットと捉えるかどうかは、自分の利用環境と照らし合わせて判断する必要があります。

通常時の最大速度3Mbps

irumo 0.5GBプランの通信速度は、通常時で最大3Mbpsに制限されています。

この数値だけを見ると遅く感じるかもしれませんが、実際の使い勝手は利用するサービスによって大きく異なります。

例えば、オンラインゲームや高画質の動画ストリーミング、大容量のアプリのダウンロードには向いていません。

3Mbpsだと、途中で止まってしまうなどのトラブルが発生する恐れもあり、こうした使い方を想定している方は、より上位のプランを検討するのが賢明です。

しかし、YouTubeで動画を視聴する場合でも、標準画質であれば再生が止まることはほとんどありません。

LINEでのチャットや音声通話、SNSの閲覧も、画像が多くなければ支障は出にくいです。

そのため、日常のライトな使い方であれば不便を感じる場面は少ないでしょう。

irumo0.5GBプランはライトユーザーへおすすめ

電話用やサブ回線用に最適な理由

irumoの0.5GBプランは、通信よりも通話を重視する人にとって理想的な選択肢です。

その理由は、月額550円という低価格で音声通話機能付きの回線を維持できるからです。

現在ではスマートフォンを複数台持つ人も増えており、メイン回線とは別に、電話用や予備回線としてもう1回線欲しいと考える場面もあります。

特に、ビジネス用とプライベート用の電話番号を分けたい場合や、家族と共有する見守り用端末に回線を付けたいとき、このような安価な音声通話プランは非常に便利です。

通話料自体は30秒ごとに22円と一般的ですが、オプションでかけ放題も付けられるため、電話を多用する人にも対応できます。

5分以内の通話であれば月880円、時間無制限のかけ放題を付けると月1,980円が追加されます。

つまり、完全かけ放題にすると合計で月額2,530円になります。

コストとしては上がりますが、通話頻度の高い人にとっては安心できる選択肢です。

ベース料金が安く設定されているため、自分の使い方に応じて通話オプションを柔軟に追加できる点が、このプランのポイントです。

Wi-Fiメイン生活との相性が抜群なワケ

日常的に自宅や職場でWi-Fiを利用している場合、モバイルデータ通信の使用量は極端に少なくなる傾向があります。

そのような生活スタイルを送っている人にとって、irumoの0.5GBプランは非常に相性が良いプランです。

なぜならば、月額550円という低料金でありながら、必要最低限の通信と通話機能を確保できるためです。

普段はWi-Fi接続が中心で、外出中に地図を開いたり、LINEで連絡を取ったりする程度で済むのであれば、0.5GBで困る場面はほとんどありません。

また、Wi-Fi環境下では通信速度も安定しているため、irumo側の速度制限を気にすることなく快適にスマートフォンを利用できます。

データ使用量をしっかり把握しながら使える人にとっては、このプランは非常に無駄の少ない選択になるでしょう。

短期利用やスポット的なプラン変更活用術

irumoの0.5GBプランには、柔軟に他のプランへ切り替えられるという特徴があります。

この特性を活かせば、一時的にデータ通信の必要がない時期だけ0.5GBに変更し、コストを抑えることが可能です。

たとえば、海外旅行や長期出張などでモバイルデータをあまり使わない月があるとします。

そのような場合、事前にマイページから0.5GBプランに切り替えておけば、無駄な通信料を支払う必要がありません。

手続きもオンラインで完結し、翌月から適用されるため、タイミングさえ押さえておけば非常にスムーズです。

このような使い方ができるのは、契約期間の縛りや解約金がないirumoならではの利点です。

必要なときだけ上位プランに戻すこともできるため、柔軟に対応できる点がライトユーザーには嬉しいポイントとなります。

irumo0.5GB超過まとめ

irumoの0.5GBプランは、月額550円という低価格でドコモの回線を維持できる点が最大の魅力です。

主に通話を利用する人や、自宅や職場のWi-Fi環境下でスマホを使うライトユーザーにはぴったりの選択肢です。

ただし、データ容量の繰り越しや節約モードがない、各種割引制度の対象外であるなど、使い方によっては不便を感じる場面もあります。

他社と比較すると、通話重視ならHISモバイル、コスト優先なら日本通信SIM、対面サポートを重視するならイオンモバイルが候補になります。

通信の使い方や生活スタイルに合った選択が、後悔のない契約への第一歩です。

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